Wednesday, March 11, 2009

2009/3/10 レストラン生き残り戦術

家族で地元のタイレストランに行きました。大食いの私たちは、バイキングでがっちり食べようと思ってはりきって向かったのですが、バイキングはもうやってないとのことでした。
代わりにお得な値段設定のセットメニューを選んだのですが、出てきた皿をみたら以前の半分くらいの量になっていました。
さらにお勘定を見てびっくり。セットメニューのメインにえびオプションを選んだのですが、「えび」追加チャージが別料金で4ポンドでついていて、これだったらアラカルトにすればよかったー!と後悔。おなかもいっぱいにならず、お茶、ジュースも高めの設定だったなので、質と量の割には結構な金額になってしまいました。ウェイトレスは感じがいいし、地元ビジネスをサポートしたい、という気持ちはあるのですが、またこのレストランにいくことはないと思います。コスト削減しよう、というのはここまで露骨にみえてしまうのはちょっと残念です。(-_-)

このレストランも不景気の影響を受けているようで、バイキングも廃止し、以前はランチタイムもオープンしていたのですが、これからは夜のみの営業、となるそうです。

これとは対象的に、ロンドンファリンドンにある LITTLE BAYというレストランは、2月に「PAY US WHAT YOU THINK OUR FOOD IS WORTH-お客さまの思う料金を払ってください」というオファーをしたそうなのですが、これが好評でこのオファー期間中、収入が25%もアップしたそうだ。

レストランの店主いわく、この不景気でこんなオファーをだして失敗するんじゃないかと正直心配した。でもこれを機会にお客さんたちはもっと正直だったということがわかり、顧客への信用を回復できた。お客さんは実際のメニュー価格(平均で)より約30%高い料金を払ってくれた。」といっています。
このお店はオファー期間中に新顧客獲得にも成功したそうです。不景気で、皆「お得感」があるものを探すから、このレストランのおもいきりのよい戦略は当たったのでしょう。

この2つのレストランの生き残り戦術、この世の中の表裏の縮図をみるようです。「押す」VS「引く」、「消極的」VS「積極的」、「疑い」VS「信用」、「嘘」VS「正直」、「恐怖」VS「愛」。

私らのあり方が、試されてますなー。(=。=)ふ~…

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